筋・筋膜リリースとは・・・
2月23日(日)、仙台の仙都会館で行われた勉強会に出席して参りました。日本における体表解剖の第一人者でおられる大分大学教授の河上先生が講義をしてくださいました。お題は「筋・筋膜やその周辺の構造を知る」です。非常に内容の濃いもので消化不良を起こしそうでしたが、言葉の定義を正しく使うことの大切さを学びました。筋膜と名が付くものでも浅筋膜、深筋膜(筋上膜)、筋周膜、筋内膜とこれだけある。良くTV、雑誌、広告などで謳っている『筋膜リリース』なるものが本当にそれを理解してやっているのか甚だ疑問であるとのこと。続いて伊賀の堀接骨院の堀先生によるハムストリングスの解剖、触察の講義です。実際に治療院に訪れる患者さんでハムストリングスのどの筋に肉離れが多いのか。大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋以外で気を付けなければならない筋は・・など臨床に大切なこと山積みでした。そしてエコーを使ってそれらを抽出する方法も教え頂き濃密な時間はあっという間に過ぎて行きました。明日からの臨床に役立つ、また勉強すべきことは沢山あるなと実感した最高の一日でした。泉沢はり灸整骨院 院長
2020年02月24日 15:42